幼いころから足に変形があり歩きにくさを感じていた。アキレス腱の長さが異なるため手術をしなければ治らないが術後の経過が悪いと歩けなくなるかもしれない言われたため、手術はせず、通院を中断していた。
大人になるにつれ変形が大きくなり強い痛みを伴い始めたが、治らないといわれていたため通院はしていなかった。ある日の朝、強烈な痛みによりベッドから降りられなくなり病院を受診した。

歩行困難であるため、依頼人様宅での出張相談をさせていただきました。
自宅内では膝立ちで移動していました。外出時は杖を利用するものの握力も弱く始めており、一人での外出は危険を伴う状態でした。

障害基礎年金（2級）の受給が決定しました。家庭内での行動に制限はあるものの、簡単な動作は自立して行うことができたため妥当な結果と思います。

幼い時に通った病院が初診日になりそうですが、「アキレス腱長が異なる」というシャルコーマリートゥース病とは異なる診断結果であったため、大人になってからの通院を初診日として請求し、障害年金年金受給に至りました。

シャルコーマリートゥース病はその他の進行性の病気と同様、初診日（その症状ではじめて病院にかかった日）を証明できないケースが非常に多いと考えられます。
障害年金の請求でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。